こころの言の葉

息子が
「これ読んだ方がいい」
と手渡した冊子
“こころの言の葉”
子から親へ
親から子へ
鹿児島市教育委員会が公募した、
普段言えない言葉を手紙に託した
コンクール。
入賞作品が掲載されてありました。
一部抜粋
【親へ】
「お願い」
「ねぇ、勉強してるの?」
「起きなさあい!」
「今時間わかってるの?」
「マジめんどくさい。わかっとるわ!」
って言ったらもっと面倒くさくなる。
今からしようと思ってたことを言われると
チョー腹がたつ。マジだるい。
でも実際、これで何度も助けられたことがある。
親へのありがたみを分かっていないってことは、
分かっている。
けど、「思春期」のオレに
あれこれ言われてもできねえよ。でも、
文句を言うタイミングが悪いだけで、
言うなとは言ってない。
言ってほしくないけどねぇ。
‥‥‥‥いつもお世話になっています。 完
ツンデレなところが可愛いって
思いました〜。
二日前のこと。
息子と言い合いをしてました。
お互い興奮して
息子は言葉が荒々しくなってきました。
すると夫が息子に対して
「〇〇が言っていることもわかるけど、
言葉遣いを気をつけろ」
すると、息子はムスッとして、
その後は何も言わなくなりました。
そんなことがあったからなのか、
今日帰ってからすぐに私にこの冊子を
渡したのかな?
目を通していた私に横から
「こんなことが書けるなんて
すごいよね」
と言ってきました。
素直には言えないけど、
この冊子が自分の言葉を代弁してくれている。
私と息子の架け橋として
渡してくれたのかなと思います。
昨日記事にあげた
ダルマトークでのひとコマ。
言葉はこころ。
言葉は魂。
その後の食事会でも
言霊の偉大さが、
話題にあがったのですが、
言葉一つ、大切に紡いでいきたいと
心底思います。
【子へ 】
「欲張りなわたし」
母子手帳の最初のページには、
楽しい記録がいっぱい書き込んである。
首がすわった日、はじめて歯がはえた日、
寝返りをした日、はじめて歩いた日。
本当に小さな一つ一つの
「できた」に、
純粋に喜んでいたあの頃。
しかし、私の欲はどこまでも深くて、
成長し、
たくさんのことが出来るように
なったあなたには、
さらに多くの「できた」を求めてしまう。
あなたのいいところが霞むくらい、
出来ないことが気にかかる。
あなたが笑った、
それだけで喜んでいたあの頃と
なんにも変わらず、
あなたは一番大切なのに‥
でもやはり、
あなたが「できた」と喜ぶ姿を、
私はたくさん見ていきたい。 完
【子へ】
「あたたかい言葉」
「気をつけてね。」
いつもそう言って電話を切る娘。
何気ない一言。
何よりも心に響く一言。
ハンドルをにぎる心が引き締まる。
あたたかい言葉をありがとう。 完
私自信が
「愛している」や「あなたが大切」
というより最も大切にしていていて、
毎朝かける言葉です。
「気をつけてね。」
勉強できなくても、学校で問題があっても
とにかく何がなんでも
無事に帰ってきなさいよ!
との念を込めて。
「気をつけてね。」
は自分自信を納得させる言葉としても、
言わないとどげんかあります。
当たり前の1日なんて1日もない。
来年の公募では私も応募したいと思います!
腕がなる〜(笑)